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2022年6月29日
News Release
ICEF事務局

G7科学大臣会合声明にてICEFが取り上げられました

G7科学大臣会合声明におけるICEFへの言及

G7科学大臣会合概要

G7各国大臣等が科学技術について議論を行うG7科学大臣会合が、2022年6月12日から14日にかけて開催されました。本会合では、科学と研究における自由や、気候変動に関する研究等が議論され、その成果として大臣声明(コミュニケ)が発出されました。

声明内でのICEFの言及

大臣声明の中で、重要な気候変動関連技術として挙げられた二酸化炭素除去技術(以下、「CDR:Carbon Dioxide Removal」)に関し、G7が発展をサポートするCDRに取り組むイニシアチブとして、ICEFが言及されました。

“We also support the development of a landscape analysis of existing CDR-related initiatives for example the Mission Innovation Carbon Dioxide Removal Initiative or the Innovation for Cool Earth Forum, to identify clear research gaps and encourage coordination.” (G7 Science Ministers' Communiqueより一部引用)

この声明を受け、ICEF運営委員会の田中委員長は、以下のようにコメントしています。
“ICEFではCDRの重要性に注目し、大気から直接CO2を回収する「Direct Air Capture(DAC)」をテーマとしたロードマップを2018年に作成している。その後、ICEF年次総会でのセッションでCDRの議論を深めるとともに、2020年にバイオマスを用いた「Biomass Carbon Removal and Storage(BiCRS)」、2021年にはCO₂が鉱物化する自然プロセスを活用した「Carbon Mineralization」のロードマップを作成している。ICEFの先見性がG7において認められたと認識しており光栄である。今年のICEF年次総会においても引き続き議論していく”

今年度のICEFでも、CDRに関連したセッションを実施し、参加者の取組の発表とともに多角的な議論を展開します。

第9回ICEF年次総会(ICEF2022)のお知らせ

今年度のICEFは、10月5日(水)~6日(木)に開催します。プログラムおよび参加登録ページは、近日中に当サイトにて公開する予定です。

【参考】これまでのICEFにおけるCDR技術関連の取組

ロードマップ

その他のロードマップはこちら

セッション

以上

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